2018/12/01 14:54
11月 2日、林道を走行する。ヤマドリ(オス)の死骸を見つけた人に出会った。
ヤマドリはキジ目キジ科で日本固有種。全長はオス約125㌢メス約55㌢、翼長はオス20.5-23.5㌢メス19.2-22㌢、尾長はオス41.5-95.2㌢メス16.4-20.5㌢、体重はオス0.9-1.7㌔メス0.7-1㌔とある。
オスの羽色は金属光沢のある赤褐色。尾はキジより長く鮮やかな紋様、メスはキジのメスに似て尾は短い。
和名は山地に生息することに由来とある。食性は植物食傾向の強い雑食で、昆虫も食すとある。鳴くことはまれ、繁殖期には「ホロ打ち」で縄張り宣言をする。
巣は木の根元などに窪みを掘り枯草等を敷きつめる。直径20㌢深さ9㌢。4月から6月に6~12個産卵する。抱卵期間は24~25日。一夫一妻。繁殖適齢期3~4歳とある。
この付近はクマタカの狩場、追われて橋桁に衝突したのだろう。クマタカから横取りする気はさらさらない、食してもまだ脂がのらず美味くないという、そのまま放置するのが一番だろう。
狩猟鳥獣は鳥28種、獣20種でヤマドリも入っている。猟期は11月15日から2月15日、まもなく解禁となる。
この付近は禁猟区でヤマドリも安心していただろうに、可哀そう!